INTERVIEW インタビュー

プログラマとしてキャリアをスタートし、 現在はプロジェクトマネージャーとして従事
2009年に新卒社員としてプラグインに入社。プログラマとしてキャリアをスタートし、入社4年目以降はプロジェクトマネージャーとして従事。
案件関する業務以外にも、大学時代に学んだ法律の知識を生かし、法務、労務等の業務経験もあり。
プロジェクトマネージャー
遠藤さん 2009年入社
まずはプラグインに入社した経緯を教えてください
経営や組織運営に興味があり、エンジニアとしての業務に限らず多方面で活躍できる小さな会社を探していたところ、学生時代の先輩を通じてプラグインと出会いました。
当時様々な会社の社長さんとお話する機会がありましたが、その中でも松場社長の誠実さに惹かれ、一緒に仕事がしたいと思い入社を決めました。
私は法学部出身ですが、就職先は早くからIT業界を希望していました。好きだったこともあり高校時代からゲーム制作を通じてプログラミングを独学で学んでいました。
大学で学んだ法律の知識についてはプラグインがアイリッジグループにジョインする前は法務、労務を担当していたこともあり、その際に少しではありますが活かせていますし、個人情報の取り扱いや関連法規の確認など、意外と役に立つ機会があります。
プラグインに入社してから現在に至るまでの業務内容と
プロジェクトマネージャーになったきっかけを教えてください
新人プログラマとして入社し、様々な案件で経験を積み、エンジニア以外でも採用や労務、法務等の業務に携わってきました。
今は主にPMとして、プロジェクトの引き合いの段階から保守まで、一貫して多くのプロジェクトを担当している他、事業計画の策定や実施、採用にも携わっております。
PMになった経緯ですが、プラグインが従業員数3名の頃、当時の会社規模からすると大きな案件を受け、外部パートナーを集めてチームを作り、そこで初めて私がPMを担当することになりました。従業員3名のうち、産休中の1名と新人の1名しかいなかったため、PM未経験ながらも必要に迫られての挑戦でした。
前年の会社全体の売上が約4000万に対し、この案件の予算は3000万で、失敗への不安を抱えながらも、協力者と共にプロジェクト計画を立てるなど必死に取り組みました。このハードな経験を通じて、働きやすい環境の構築に向けた考えが芽生え、メンバーに過度な負荷をかけないよう努めるようになりました。大変な状況でしたが、その結果は自分にとって大きな成長となりました。
入社してから最も印象に残っている経験を教えてください
初めてのPM、経験したことのない規模のシステム/案件、作成したことのないドキュメントに顧客調整などなど、初めて尽くしで、それまでの自身の能力では全く太刀打ちできない状況でした。時間的にも身体/精神的にも大変なプロジェクトで、色々な人に助けられてなんとか終わらせた、という感じでした。
ただ、それ以上に得るものがあったと思っています。
プロジェクト計画の立て方、お客様との合意の取り方、ドキュメントの作成やコスト・期日の管理、パートナーとの連携、トラブルシュート等々、学んだことは非常に多岐にわたります。
あのプロジェクトがあったからこそ、今の私がいると思っています。
プラグインに入社した良かったことを教えてください
入社時は社長の他、私を含む従業員2名の小さな会社でしたが、今では十数名のチームに成長し、皆それぞれが尊敬・信頼できる方々です。
このような人たちと共に会社を成長させている実感を持てることは、とても良い点だと思っています。
よくここまで会社が大きくなったなと感じており、当時から一緒に働いている方々と力を合わせてやってこれたことも大きな要因です。自分たちの努力が今のプラグインを築いたと信じており、頑張ってきてよかったと感じています。また、松場社長が提案を聞き入れてくれる姿勢(残業時間を押さえた会社作りや改善提案など)も、働きやすい環境を作る上で非常にありがたいと感じています。
プラグインのプロジェクトマネージャーとして大切にしていることを教えてください
私は以下の2つを特に大切にしています。
①お客様の利益、満足度を重視すること
できる限りお客様の要望を引き出し・応えることで満足していただけるようなシステムとすることを心掛けています。
システムの開発には少なくない費用がかかりますので、お客様にコストに見合ったシステムとなったと思っていただけることが大事だと思っています。
それにより次の発注もいただけ、お互いwin-winの継続した関係を築くことができると考えています。

②プロパー、パートナー含めてメンバーを大切にすること
納品できても、前述のプロジェクトのようにメンバーに過度な負荷をかけてしまえば、成功とは言えません。
プロジェクトが破綻すれば、お客様への悪影響だけではなく、そのしわ寄せはメンバーに行き、負荷をかけ、信用を失って関係性を悪化させます。
そうならないよう、メンバーのことを理解し、各方面と合意を取りながら適切に役割分担、タスク管理を行い、リスクに対する備えをします。
そうしていくことで良好な関係を築き、経験を重ねることでよりチームとして向上していける、と考えています。
今後の目標を教えてください
PMとしてはまだまだ至らない点が多く、外部パートナーとの協力体制や手法、より規模の大きいプロジェクト、経験のない分野や技術のプロジェクトに挑戦し、経験を積みたいと考えています。
また、プラグインの一員として社内の管理体制の向上や人事採用にも取り組み、会社の成長に貢献したいと思っています。
将来的には、売上を伸ばし規模を大きくするために経営側にも携わり、下の世代を引き入れて管理者層を構築していきたいと考えています。