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Apple Watchを付け始めて2ヶ月経ちました。今日の時点でのApple Watchへの評価は「意識しないで使っている装置」であり、Apple Watchでなければ出来ない機能はないが、身にまとっているからこそ気づく仕掛けが気持ちよく、使っていて良かった、と思える出来ばえです。
意識しないで使えることを支えているのが、バンドの付け心地です。Sportsのバンドは従来のゴムとも違うやわらかな感触で、今までつけてきたポップな腕時計とは比べ物にならない快適さです。このおかげで、邪魔になってはずしてしまいたくなる衝動に駆られずにすんでいます。
これからの夏に汗っぽくなってしまうのが心配ですが。
一番使っているのが、1時間座っていると立ちあがることを促すスタンドです、と言うと、まわりからApple Watchでそんなことに(笑)と笑われるのですが、これ、ほんとに効果あるのですよ。単なるアラームではなく、ちゃんと記録をとられていると思うと、達成したくなるのです。
そう!身にまとっていることで新しい気づきになったのは、なんといってもちゃくちゃくと記録を取り続けてくれるアクティビティなのです。目安にしかならないのは承知で消費カロリーも見られる、歩数も見られる、意味があるのか分からないけど心拍数も見られる、しかもiPhoneのヘルスケアでグラフ化される、と、今まで気にしてこなかった身体情報が楽しくて仕方ありません。
これこそ、Apple Watchなどの身にまとう装置の、意識しないうちに使っている効果なんだなぁと実感しました。
あて、ある日、Apple Watchを付け忘れて出勤してしまったことがありました。途中で取りに戻ろうかと思うくらいには愛着もあったのですが、ここは試しとあえて身に着けずに暮らしてみました。数か月前はそういう生活だったわけで、なくても何の支障もないのだろうなぁ、とぼんやりと予想していましたし、実際、困ったことにはなりませんでした。
とはいえ、一方で、ちょっとしたところ、時間を確認したり、メールを確認したり、といった本当に細かいことのために、いちいちiPhoneを取り出すしぐさに、手間を感じるようになっていたことも事実です。
そうそう、本当に気に入らないのはApple Watchのワークアウトアプリの反応が遅いこと。自転車通勤をワークアウトのサイクリングとして記録しているのですが、サイクリングを選んでから実際に開始できるまで、実際には10秒程度なのですが、反応なく待たされることがしばしばあって、これにはちょっとイラつくことがあります。
iPhoneを使い始めたときは「これは生活が変わるよ!すごいよ!」と熱く熱くオススメしたものですが、Apple Watchはそういう熱気があまりふさわしくないように思っています。あくまで控えめに「無くても困らないけど、あると気づくことが多いよ」くらいでオススメしていきたい、と、いう想いをもって、2ヶ月目の使用レポートとしたいと思います。